2026年9月、『薬屋のひとりごと』の実写ドラマ化がPrime Videoから発表され、作品にあらためて注目が集まっています。芦田愛菜さんが主人公・猫猫(マオマオ)を演じ、2028年にPrime Videoで世界独占配信の予定です。
これを機にアニメ第1期を見始める人も多いはず。ただ『薬屋のひとりごと』は、後宮という一つの場所にたくさんの人物が登場し、「この人、どこの誰だっけ?」と迷いやすい作品でもあります。
後宮は、人物の「名前」だけでなく「立場」を整理すると一気に分かりやすくなります。この記事では、まず覚えたい8人と後宮の立場を、アニメ第1期の核心に触れずに紹介します。
『薬屋のひとりごと』はどんな作品?
『薬屋のひとりごと』は、日向夏さんの小説を原作にした、後宮(こうきゅう)を舞台にするミステリーです。
主人公の猫猫は、花街で薬師をしていた少女。あるとき後宮で下働きをすることになり、薬と毒についての深い知識を活かして、後宮で起きる小さな出来事の「なぜ」を解きほぐしていきます。
見るときのコツは、事件そのものを追いかけるより、人物の立場を先に理解しておくこと。「この人は妃なのか、侍女なのか、宦官なのか」が分かると、会話ややり取りの意味がぐっとつかみやすくなります。アニメ第1期は全24話です。
まず覚えたい後宮の立場
後宮では、その人が「どの立場か」がとても重要です。まずはこの4つを押さえましょう。
下女・侍女
後宮で働く女性たち。掃除や雑用など下働きをするのが「下女」、妃づきで身のまわりの世話をするのが「侍女」です。猫猫と小蘭は、下女として後宮に入ります。
宦官
後宮で働くことを許された男性の役人。後宮全体の管理や、妃まわりの仕事にあたります。壬氏と高順は、宦官として任務についています。
上級妃
皇帝の妃のうち、位の高い「四夫人(しふじん)」。それぞれ自分の宮と侍女を持っています。玉葉妃(翡翠宮)、梨花妃(水晶宮)、里樹妃、阿多妃がこれにあたります。
武官・役人
後宮の外で働く軍人や官吏。高順はもともと武官です。物語が進むと、後宮の外の人物も少しずつ関わってきます。
猫猫を中心にした人物関係
人物関係をテキストで確認する
- 関係猫猫 − 玉葉妃(玉葉妃の宮「翡翠宮」で関わるようになる)
- 関係猫猫 − 壬氏(後宮の仕事を通じて関わる)
- 関係壬氏 − 高順(高順が壬氏のそばで補佐する)
- 関係猫猫 − 小蘭(後宮の下女どうしで親しい)
図は、アニメ第1期の序盤で分かるつながりだけを表しています。線の色に、敵味方や善悪、この先の関係の変化といった意味はありません。上級妃(玉葉妃・梨花妃・里樹妃・阿多妃)は「同じ四夫人」という立場でのつながりなので、線はあえて引いていません。
- 猫猫と壬氏は、後宮の仕事を通じて関わります
- 壬氏のそばで補佐をするのが高順です
- 猫猫は、玉葉妃の宮「翡翠宮」で関わるようになります
- 猫猫と小蘭は、後宮の下女どうしで親しい間柄です
まず覚えたい8人
猫猫(マオマオ)
声:悠木碧
薬と毒に強い知識を持つ本作の主人公。花街で薬師をしていましたが、いまは後宮で下働きをしています。好奇心と正義感が強く、身近な出来事をきっかけに、その知識を活かしていくことになります。
画像から:濃い緑がかった黒髪と紫のリボン、鼻の上のそばかす、緑の上着に紅色のスカート。

覚え方薬師/後宮の下女
壬氏(ジンシ)
声:大塚剛央
後宮で強い権力を持つ宦官。「女性だったら傾国と言われるほど」と評される美形です。ある出来事をきっかけに猫猫の実力に気づき、寵妃の侍女に抜擢します。第1期序盤で公式サイトに書かれているのはここまでです。
画像から:長い黒髪と白い花の髪飾り、青と金の華やかな装束。

覚え方後宮を管理する美貌の宦官
高順(ガオシュン)
声:小西克幸
壬氏のお目付け役の武官。まめで気が利き、仕事ができて信頼が厚い人物です。後宮では壬氏と同じく、宦官として任務にあたっています。猫猫からは「癒し系」と言われています。
画像から:濃紺の頭巾、青系の落ち着いた官服、細身の立ち姿。

覚え方壬氏を補佐する人物
玉葉妃(ギョクヨウヒ)
声:種﨑敦美
四夫人の一人「貴妃(きひ)」で、翡翠宮の主。もっとも皇帝の寵愛を受けているといわれる上級妃です。ある出来事をきっかけに、猫猫を侍女として迎えます。
画像から:赤みがかった巻き髪、緑の瞳、金の髪飾り、紅色の豪華な装束。

覚え方上級妃/翡翠宮
梨花妃(リファヒ)
声:石川由依
四夫人の一人「賢妃(けんぴ)」で、水晶宮の主。玉葉妃とは対照的な、凛とした雰囲気の妃です。物語のはじめのころは、病で伏せっています。
画像から:濃い紫の長い髪、青い花の髪飾り、青と紫を基調にした装束。

覚え方上級妃/水晶宮
里樹妃(リーシュヒ)
声:木野日菜
四夫人の一人「徳妃(とくひ)」。まだ幼く、自分の振る舞いや後宮のしきたりに不慣れなところがあり、そのために侍女たちから軽んじられてしまうこともあります。
画像から:茶色の髪を左右のお団子に、ピンクの花飾り、白とピンクの衣装、幼い顔立ち。

覚え方上級妃
阿多妃(アードゥオヒ)
声:甲斐田裕子
上級妃の一人。中性的な雰囲気で、男装の麗人のような凛とした立ち居振る舞いが、後宮で人気を集めています。
画像から:紫の髪を高く結い、切れ長の目、紫と黒を基調にした落ち着いた装束、中性的な雰囲気。

覚え方上級妃
小蘭(シャオラン)
声:久野美咲
後宮の下女で、猫猫と仲が良い人物。噂好きでおしゃべり。学はありませんが、向上心を持つ一面もあります。
画像から:茶色の髪を左右のお団子に、オレンジの上着に白いスカート。

覚え方猫猫と親しい下女
『薬屋のひとりごと』が人物整理と相性のいい理由
1. 妃・侍女・宦官など立場が多い
後宮には、妃、その妃づきの侍女、下女、宦官、そして外の役人と、立場のちがう人物が数多く登場します。名前だけで覚えようとすると混ざりやすい作品です。
2. 同じ後宮内でも人物の役割が違う
同じ「後宮で働く人」でも、掃除をする下女と、妃に仕える侍女と、後宮を管理する宦官では、できることも見えているものも違います。役割をメモしておくと会話の意味が変わります。
3. 誰がどの宮にいるか覚えると理解しやすい
上級妃はそれぞれ翡翠宮・水晶宮などの宮を持ち、そこに侍女がいます。「この人は翡翠宮の人」と分かるだけで、場面のつながりが見えやすくなります。
CastMemoで整理するなら「名前+立場+宮」がおすすめ
『薬屋のひとりごと』の人物整理は、細かく書きすぎないのがコツです。次くらいの粒度で十分です。
- 猫猫:下女/薬師
- 壬氏:後宮管理/宦官
- 玉葉妃:上級妃/翡翠宮
- 梨花妃:上級妃/水晶宮
CastMemoなら、見ながら出会った人物だけをカードにして、立場と宮を書き添えておけます。長い文章メモはいりません。
よくある質問
『薬屋のひとりごと』は登場人物が多いですか?
後宮という一つの場所を舞台にしているぶん、妃・侍女・下女・宦官と立場のちがう人物が数多く登場します。ただし、この記事の8人と4つの立場(下女・侍女/宦官/上級妃/武官・役人)を押さえておけば、序盤で迷うことはほとんどありません。
最初に誰を覚えればいいですか?
まずは猫猫・壬氏・高順・玉葉妃の4人です。この4人の関係が分かれば、序盤の話は追えます。
上級妃はどう整理すればいいですか?
「四夫人」という同じ立場なので、区別のポイントは宮の名前です。玉葉妃=翡翠宮、梨花妃=水晶宮、のように「名前+宮」で覚えると混ざりません。里樹妃・阿多妃も同じ四夫人です。
この記事にはネタバレがありますか?
アニメ第1期の終盤の展開や、事件の真相、登場人物の秘密には触れていません。登場人物の名前・立場・序盤の関係だけを扱っています。
実写ドラマ版はいつからですか?
Prime Videoのオリジナルドラマとして、2028年に世界独占配信の予定と発表されています(具体的な月日は未発表)。猫猫役は芦田愛菜さん、Amazon MGM Studiosと東宝の共同製作です。
「この人だれだっけ?」を自分用にメモしておく
登場人物の名前をネットで検索すると、まだ見ていない展開まで目に入ってしまうことがあります。
CastMemoは、作品を見ながら「自分が出会った登場人物」だけを記録して、立場・メモ・人物関係を残しておけるアプリです。まずこの8人を入れておき、観ながら出会った人物を書き足していけば、先のネタバレを避けながら自分だけの後宮人物メモができます。
App StoreでCastMemoを見る(App Store・外部サイト・新しいタブで開きます)情報の出典
この記事の情報源
登場人物の名前・立場・関係は、アニメ第1期公式サイトで序盤から公開されている範囲にとどめています。実写ドラマ化については、下記の公式発表・報道で確認できた内容だけを記載しています。
アニメ(登場人物の設定)
実写ドラマ化(公式発表・報道)
- 実写ドラマ化のお知らせ(スターダストプロモーション/Yuki Saito 監督所属事務所)
- 実写ドラマ化に関する報道(ORICON NEWS・2026年9月)
- 実写ドラマ化に関する報道(アニメイトタイムズ・2026年9月)
原作:日向夏『薬屋のひとりごと』。
画像の引用について
掲載しているキャラクター画像は、登場人物の識別と解説のため、必要な範囲でアニメ第1期公式サイトから引用しています。画像の著作権その他の権利は各権利者に帰属します。1人物につき1枚だけを使用し、本文中の独自解説を主、画像を従として配置し、各画像に公式サイトへの出典リンクと権利表記を添えています。ギャラリーのような一覧展示はしていません。トリミング・色変更・文字入れなどの加工はしていません(表示上のレスポンシブ縮小のみ)。自由に利用できるものではありません。